1歳児のお正月製作はどうする?乳児が夢中になる簡単アイデア【徹底解説】

1歳児のお正月製作はどうする?乳児が夢中になる簡単アイデア【徹底解説】の疑問点について、専門知識を基に徹底解説します。

保育所保育指針(平成30年告示・現行指針)の「表現」「環境」領域に位置づけられるお正月行事では、形式的な造形スキルの習得ではなく、日本の伝統行事の温かな雰囲気を五感で味わうことが求められます。月案や週案の保育指導案お正月行事の項目を立てる際は、以下の1歳児お正月製作ねらいを明確に言語化しておくことが実践の軸を強固にします。

具体的な指導案のねらいとしては、主に以下の3点が柱となります。

  • 身体・表現:絵の具の感触やシールの粘着性に興味を持ち、手指を使って押す・貼る・ちぎる心地よさを味わう。
  • 環境・情緒:保育者やお友達と一緒に季節の製作に取り組み、新年の華やかな雰囲気を肌で感じる。
  • 言葉・認知:「赤いだるまさん」「ペッタン」「くるくる」といった保育者のオノマトペを交えた語りかけに親しみ、自ら表現する意欲を持つ。

活動へのスムーズな移行を促す仕掛けとして欠かせないのが、製作前の視覚的な動機付けです。まだ時間軸の理解が未熟な1歳児にとって、「お正月」という抽象概念を言葉だけで伝えるのは困難を極めます。そこで威力を発揮するのが、導入に最適な絵本の読み聞かせです。

現場で絶大な信頼を集めるお正月製作導入絵本おすすめの筆頭は、かがくいひろし作『だるまさんが』(ブロンズ新社)です。左右に体を揺らすリズミカルな動きと「どてっ」という愛嬌ある展開は、乳児クラスの心を瞬時につかみます。この絵本でだるまの存在に愛着を持った直後に「みんなのだるまさんも作ってみようね」と促すことで、製作への没入感が格段に跳ね上がります。また、中川ひろたか文・村上康成絵の『おしょうがつセブン』(世界文化社)や、伝統行事を親しみやすい色彩で描いた『もうすぐ おしょうがつ』なども、1歳後半の知的好奇心を刺激する導入として秀逸です。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest