讃岐うどんの聖地「山内うどん」薪窯の絶品麺と名物ゲソ天を現地取材
讃岐うどんの聖地「山内うどん」薪窯の絶品麺と名物ゲソ天を現地取材を詳しくリサーチ! 知っておきたい トピックの裏側を凝縮して配信します。
山と川に囲まれた香川県仲多度郡まんのう町。こののどかな土地の山中に、全国から麺好きが集まる小さな小屋がある。初代店主・山内勝氏が創業して以来、店内で異彩を放ち続けているのが、今では絶滅危惧種とも言える「薪窯(まきがま)」だ。
人手不足やコスト削減が叫ばれる外食・飲食業界において、手間のかかる薪での茹で上げを貫く店舗は極めて稀である。重厚な薪窯に太い木をくべ、猛烈な火力で一気に湯を沸かす。爆ぜる薪の音と立ち上る水蒸気のなか、巨大な網で引き揚げられた麺は、外側がふんわりと柔らかく、中心には芯のある強靭なコシを秘める。この独特な食感のグラデーションこそ、薪の強い熱量でしか生み出せない唯一無二の味わいなのだ。