立てない人の移乗介助で腰を痛めない極意!現場激変の道具と最新手順
立てない人の移乗介助で腰を痛めない極意!現場激変の道具と最新手順の総合ガイドをお届けします。役立つ情報がチェックできます。
Q1:足に全く力が入らない全介助の方を1人で移乗させる際、転倒を防ぐ最大のポイントは何ですか?
A1:最大のポイントは「移乗先の座面との間に隙間を作らないこと」と「頭部をしっかり前傾させて重心をお辞儀させること」です。足に力が入らない方は、お尻が浮いた瞬間に足元が滑りやすいため、ベッドと車椅子を可能な限り密着させ、介助者の両膝で利用者の膝を挟み込むように固定して軸を作ります。持ち上げようとせず、スライディングボードを介して横滑りさせる意識を持つことで、1人でも落下の危険を極小化できます。
Q2:スライディングボードを差し込む際にお尻や太ももを挟んで痛がられます。スムーズな差し込み方はありますか?
A2:無理に力で押し込むのではなく、利用者の上半身をボードと反対側にゆっくり傾け、浮いた側のお尻の下へ滑り込ませるのがコツです。その際、スライディングシート(摩擦低減グローブやミニシート)をボードとお尻の間にあらかじめ噛ませておくと、皮膚を引っ張ることなく驚くほど滑らかに差し込めます。ボードの差し込み位置は、太ももの付け根から座骨がしっかり乗る深さを目安にしてください。
Q3:自宅の部屋が狭く、大きな介護リフトを置くスペースがありません。それでも腰痛を防ぐ方法はありますか?
A3:大型の床走行式リフトが置けない狭小住宅でも、省スペースで導入できるツールが多数存在します。代表的なのが、ベッドサイドにポールを立てて旋回させる「据置式小型リフト」や、工事不要で鴨居や梁を活用できるレール式リフトです。また、機器を置かなくても、折りたたみ式のスライディングボードと薄手シートを組み合わせるだけで、保管場所を取らずに抱え上げゼロを達成できます。住宅改修の専門員に間取りを見てもらい、最適なコンパクト用具を提案してもらうことを推奨します。