真言宗智山派とは?成田山や川崎大師が属する理由と作法を徹底解説
真言宗智山派とは?成田山や川崎大師が属する理由と作法を徹底解説について専門的な視点から解説いたします。詳細な分析をご確認ください。
真言宗智山派の壇信徒として家庭で仏壇を祀る際、あるいは法要を営む際には、宗派固有の決まりごとが存在します。
本尊と脇侍の正しい配置
真言宗智山派における仏壇のご本尊は「大日如来(金剛界大日如来)」です。智拳印(左手の人差し指を右手で握り込む印相)を結んだ大日如来像または掛け軸を中心最上段に安置します。
本尊の両脇に祀る「脇侍(わきじ)」は以下の配置が定められています。
- 向かって右側(上座):宗祖・弘法大師空海
- 向かって左側(下座):中興祖・興教大師覚鑁
成田山や川崎大師などの信徒家庭では、不動明王や厄除大師のお姿を併せて祀るケースも多く見られますが、宗派の基本形は「大日如来・弘法大師・興教大師」の三尊形式となります。
数珠(念珠)の選び方と合掌時の持ち方
真言宗で日常的に用いられるのは、108個の主玉を持つ「振分数珠(ふりわけじゅず/本連数珠)」です。2つの親玉からそれぞれ2本ずつ、計4本の房が出ているのが特徴です。
【合掌時の作法】
両手の中指に数珠の輪をそれぞれ掛け、房を手前に垂らして両手を合わせます。このとき、擦り鳴らす所作(ジャラジャラと音を立てる行為)は、修法を行う僧侶の作法であり、一般的な参拝や法要の席で一般檀信徒が無意味に鳴らすことは控えるのが礼儀とされています。