7月1日は何の日?富士山山開きや国民安全の日・歴史と雑学を総まとめ
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ネット上の情報やSNSの投稿で頻繁に見受けられる典型的な誤解が、「7月1日になれば富士山の全ルートが開山する」という思い込みです。これは事実と異なります。
7月1日に開山を迎えるのは、山梨県側の「吉田ルート」のみです。対する静岡県側にある3つの登山道(富士宮ルート・須走ルート・御殿場ルート)は、例年7月10日が開山日として設定されています。残雪の状況や登山道の補修スケジュールの違いによるものであり、7月上旬に静岡側の登山口へ向かっても山頂へ通じるゲートは閉鎖されたままです。
また、歴史的な時間調整として知られる「閏秒(うるうびょう)」の挿入も、過去に7月1日(日本時間午前9時直前)に幾度となく実施されてきました。しかし、高精度化が進む情報通信インフラや金融システムでの誤作動リスクが問題視され、国際度量衡総会(CGPM)の決議により「2035年までに閏秒の運用を廃止する」方針が決定されています。かつて7月1日の朝に話題となった「1秒長い日」という現象は、科学技術の進展とともに過去の遺産へと移行しつつあります。