メダカのグリーンウォーターは危険?全滅を防ぐ作り方と針子育成術

メダカのグリーンウォーターは危険?全滅を防ぐ作り方と針子育成術の真相や最新動向に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

危険性を孕みながらも、なぜメダカの繁殖においてグリーンウォーターが不可欠とされるのか。その答えは、孵化直後の稚魚である「針子」の極めて特殊な生態と餓死リスクの回避にあります。

孵化直後の針子は体長がわずか2〜3mmしかなく、胃や消化器官が未発達な状態です。さらに口のサイズが100μm(0.1mm)未満と極小であるため、一般的な粉末飼料をうまく経口摂取できません。針子の腹部にあるヨークサック(栄養袋)の栄養は孵化後2〜3日で尽きるため、その直後から絶えず微細な餌を食べ続けなければ、数日以内に高確率で餓死してしまいます。粉末フードを与えすぎると水質が悪化し、与える量が少なければ餓死するという、極めてシビアな管理が求められます。

ここで圧倒的な威力を発揮するのがグリーンウォーターです。水中に浮遊する微細藻類(クロレラやイカダモなど)はサイズが数μm〜数十μmであり、針子の口に無理なく収まります。針子は泳ぎ回りながら口を開けるだけで、24時間いつでも新鮮な生きたプランクトンを補給できます。粉末飼料のように底に沈んで腐敗することがなく、常に水全体が「生きている餌場」として機能するため、透明水飼育では30%前後に落ち込みがちな針子の生存率を、85%〜90%以上の水準へと劇的に引き上げることが可能になります。

石川 優花

石川 優花

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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