爪の黒い点は放置厳禁?内出血と悪性腫瘍を見分ける緊急サイン
爪の黒い点は放置厳禁?内出血と悪性腫瘍を見分ける緊急サインの真相について、分かりやすい解説を基に徹底解説します。
爪の下にできる黒色病変の正体は、大きく分けて「血液」か「メラニン色素」のどちらかである。重い荷物を持ったり、窮屈な靴で圧迫されたりして生じる爪下血腫は、血液中のヘモグロビンが酸化して黒褐色に変色したものだ。これは自然治癒するため心配はいらない。
一方、メラニン色素沈着によって生じる爪の黒い筋や斑点は「爪甲色素線条」と呼ばれる。爪母に存在するメラノサイト(色素細胞)が何らかの刺激で活性化し、過剰なメラニンが爪甲に送り込まれることで発生する現象だ。加齢や摩擦、妊娠に伴うホルモン変化、あるいは抗がん剤などの薬剤誘発性によって良性のメラノサイトが活性化することも多いが、問題はその中に悪性腫瘍の初期病変が紛れ込んでいる点にある。