初音ミクはなぜネギを持つのか?誕生の真相から公式昇華の歴史まで
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2007年8月末、ヤマハの音声合成技術をベースに開発されたソフトウェア「初音ミク」が発売された。その直後、ネット世界に衝撃を与える出来事が起きる。クリエイターのOtomania氏が、デフォルメされたちびキャラ「はちゅねミク」にネギを持たせ、彼女に歌わせたカバー動画「Ievan Polkka」を公開したのだ。
Otomania氏は、ロイツマ・ガールで使われていたネギを振るアニメーションを踏襲し、新時代のVOCALOIDに歌わせるという画期的なアイデアを実行した。当時台頭し始めていた動画共有サイト「ニコニコ動画」に投稿されたこの動画は、投稿直後から爆発的な再生数を記録。かわいらしい歌声とネギを振り続けるシュールな映像が合致し、「初音ミク=ネギ」という強烈な視覚的イメージがユーザーの脳裏に焼き付けられることとなった。