圧力鍋の豚の角煮が固い原因は?パサつきを防ぎとろとろにする黄金比

圧力鍋の豚の角煮が固い原因は?パサつきを防ぎとろとろにする黄金比に関する基本知識を初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。

インターネット上のQ&AサイトやSNSで最も多く見られる失敗談が、「角煮と一緒に大根を最初から加圧したら、大根が跡形もなく煮崩れてスープが濁ってしまった」「大根から大量の水分が出て味が極端に薄まった」という声です。

豚バラ肉と大根では、細胞構造の熱耐性が根本から異なります。豚肉のコラーゲンを柔らかくするためには20分以上の加圧が必要ですが、大根のペクチン(植物性細胞壁)は圧力鍋ならわずか5分前後の加圧で完全に軟化します。したがって、「豚肉の下ゆで段階」や「調味料を入れて最初の高圧加熱をする段階」で大根を放り込むのは明らかな調理ミスです。

大根を美しく、かつ味を芯まで染み込ませて同時調理するための正解フローは以下の通りです。

  1. 豚肉の下ゆでが完了し、ぬるま湯で洗った状態にする。
  2. 鍋に下処理済みの豚肉、調味料、スープを入れ、まず豚肉だけで加圧10分〜12分加熱し、自然減圧する。
  3. 蓋を開け、2〜3cm厚の面取り・隠し包丁を入れた大根を加える。
  4. 再び蓋をして、弱火で追加加圧3〜5分だけ行い、火を止めて自然減圧する。
  5. ピンが下がったら蓋を開け、煮汁にとろみがつくまで中火で8〜10分間煮詰める。

この時間差投入を徹底するだけで、大根は角が立ったまま透明感を帯び、箸で切ると中からジュワッと肉の旨味を吸った煮汁が溢れ出す料亭風の仕上がりになります。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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