Pdfにパスワード設定できない原因は?グレーアウト解決と無料保護術
Pdfにパスワード設定できない原因は?グレーアウト解決と無料保護術に関する疑問や疑問点を初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。
「保護メニューを開いても文字が薄くなっていて選択できない」という相談は、企業のITヘルプデスクや各種サポート窓口に寄せられる不具合報告のなかでも群を抜いて大きな割合を占めています。このトラブルに直面した際、まず確認すべきは使用しているソフトウェアが無料版のAdobe Acrobat Readerなのか、それとも有料版のAdobe Acrobat Pro / Standardなのかという点です。
アドビ社が提供する「Adobe Acrobat Reader」は、あくまでPDF文書の閲覧・印刷・注釈入力に特化した無償ビューアに過ぎません。文書全体を暗号化したり、印刷やコピーを禁じる権限パスワードを付与したりする「セキュリティ設定機能」は、上位の商用ライセンスであるAcrobat ProやStandardにのみ許諾された機能です。そのため、無料版のリーダーで「パスワードを設定」という項目が見えていたとしても、それは上位プランへのアップグレードを促す導線として配置されているケースが多く、クリックできないよう制御されています。
正規のAdobe Acrobat パスワード設定方法は、有料サブスクリプションを契約した環境で「ツール」メニューから「保護」を選択し、「パスワードを使用して保護」または「詳細オプション」内の「パスワードによる暗号化」へと進む手順をとります。もし現在開いているソフトのウインドウ最上部に「Acrobat Reader」と表記されているならば、それは不具合ではなくソフトウェアの正規仕様であることを認識しなければなりません。