上腕二頭筋が太くならない理由とは?筋肥大の真相と最新腕トレ
上腕二頭筋が太くならない理由とは?筋肥大の真相と最新腕トレについて重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をご覧ください。
上腕二頭筋はその名の通り、起始部が2つに分かれている筋肉です。立体感のある逞しい力瘤の作り方詳細まとめを実践するにあたっては、上腕二頭筋の長頭と短頭の違いを正確に把握しなければなりません。
外側に位置する「長頭」は、肩甲骨の関節上結節から始まり、肘を越えて前腕の橈骨粗面に付着する二関節筋です。この長頭が発達することで、腕を曲げた際に上に向かって盛り上がる「力瘤のピーク(頂点)」が形成されます。肘を体幹より後方に引いた状態で屈曲を行う種目で集中的に刺激されます。
一方、内側に位置する「短頭」は肩甲骨の烏口突起から起始し、正面や真横から腕を見たときの「幅・厚み」を決定づけます。肘を体幹より前方に突き出した状態や、腕を体側より開いた状態で負荷をかけると強く活性化します。
さらに重要なのが、上腕二頭筋が持つ本来の生理作用である前腕の回外動作(手のひらを外側・上側へひねる動き)です。単に肘を曲げるだけでなく、トップポジションで小指を親指より高く突き上げるように絞り込むことで、二頭筋は解剖学的な完全収縮に到達します。この回外の意識がない屈曲運動は、力瘤のポテンシャルを半分以上殺しているに等しいのです。