前歯だけの矯正は本当に安い?後悔と噛み合わせ悪化の真相【2026】
前歯だけの矯正は本当に安い?後悔と噛み合わせ悪化の真相【2026】の背景について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。
Q1:前歯だけのマウスピース矯正で出っ歯は治せますか?
A1:歯が前方に傾いているだけの極めて軽度な症例であれば、歯と歯の間をわずかに削って隙間を作り、後ろへ傾斜させることで改善できる場合があります。しかし、顎の骨格自体が出ている場合や、大きく後ろに下げるスペースが必要な場合は、前歯だけのマウスピース矯正では対応できません。無理に行うと前歯がさらに外側へ押し出され、悪化する原因になります。
Q2:治療中に噛み合わせの違和感が出た場合、奥歯にも影響しますか?
A2:大きな影響が出る可能性があります。前歯は本来、下顎を前に出したり横に動かしたりする際に奥歯を守る「ガイド」の役割を果たしています。前歯の位置や傾きが変わることで奥歯が強く接触するようになり、歯の破折や詰め物の脱離、顎関節症を引き起こすリスクがあります。違和感を覚えた際は、我慢せずに担当医へ咬合調整を求めてください。
Q3:途中で全体矯正に切り替えることは可能ですか?その場合の費用は?
A3:技術的な切り替え自体は可能です。しかし費用面では、部分矯正にかかった代金がそのまま無駄になり、全体矯正の満額(80万〜120万円程度)が新規に追加請求される医院が一般的です。金銭的・時間的な損失を避けるためにも、最初の診断段階で全体矯正の可能性を排除しきれない場合は、最初から全体矯正を選択するのが賢明です。
Q4:すきっ歯の部分矯正は後戻りしやすいというのは本当ですか?
A4:事実です。すきっ歯(特に上の前歯中央の隙間)は、歯茎の中にある小帯(ヒダ)の牽引力や、無意識に舌で前歯を押す「舌癖」によって隙間が生じているケースが多いため、器具で隙間を閉じても元の位置に戻ろうとする強い力が働きます。治療後は裏側にワイヤーを固定する固定式リテーナーを長期装着するなど、厳格な後戻り防止策が必須となります。