電験一種の難易度は東大理系級?合格率と勉強時間・二種との壁を徹底解明

電験一種の難易度は東大理系級?合格率と勉強時間・二種との壁を徹底解明についての真相をお届けします。

電験一種の過酷さは、電気技術者試験センターが発表している公式の試験結果データを見れば一目瞭然です。一次試験の科目合格率、二次試験の筆記突破率、そして最終合格率の推移は、他の国家試験とは一線を画する数値を記録しています。

以下の表は、電験三種・二種・一種の試験スペックと最新の傾向を客観的に比較したデータです。

資格区分最終合格率の目安勉強時間目安主な受験者層試験形式と難所電験一種
(第一種)約3.0%〜6.0%
(一次二次累計)二種取得後 +1,000〜1,500時間
(ゼロからは3,000時間超)二種保持者、電力・インフラ重工の技術幹部、東大・京大等工学修士一次:四肢択一(マーク)
二次:完全記述式(論説・計算の超難問)電験二種
(第二種)約4.0%〜8.0%
(一次二次累計)三種取得後 +800〜1,000時間
(ゼロからは2,000時間)三種保持者、高圧設備管理技術者、電気系大卒エンジニア一次:マークシート
二次:記述式(標準〜応用レベル)電験三種
(第三種)約15.0%〜20.0%
(CBT導入後推移)約1,000時間
(初学者の標準)設備管理、ビルメン、電気工事士ステップアップ組全科目マークシート方式
(CBT化により受験機会拡大)

近年の電験一種合格率推移を見ると、一次試験の通過率は20〜30%前後で推移しているものの、実質的な本番である第一種電気主任技術者 二次試験の合格率は10〜15%程度に絞り込まれます。一次試験と二次試験を同一年度または留保期間内にストレートで突破する総合合格率は3〜5%前後という驚異的な狭き門です。

一次試験には電験一種 科目免除 制度が存在し、合格した科目は翌年・翌々年まで免除されます。しかし、二次試験で不合格となり2年間の猶予期間が切れてしまうと、再びあの過酷な一次試験4科目(理論・電力・機械・法規)の振り出しに戻されるという過酷なルールが、多くの受験生に重い精神的負荷を与えています。

斉藤 蓮

斉藤 蓮

デジタルマーケティングコンサルタント

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest