認知症の中核症状とは?物忘れとの決定的な違いと家族の正しい対応法

認知症の中核症状とは?物忘れとの決定的な違いと家族の正しい対応法に関する質問を分かりやすくまとめました。詳細な解説をご確認ください。

認知症の症状は、脳の神経細胞の破壊によって直接生じる「中核症状」と、本人の性格や生活環境、心理的ストレスが絡み合って生じる「周辺症状(BPSD)」の2つに大別されます。なかでも中核症状は、認知症を発症したすべての人に現れる中枢的な障害です。

日常会話で混同されがちなのが、加齢による物忘れとの決定的な違いです。年を重ねることによる自然な物忘れの場合、「昨日の夕飯に何を食べたか」という詳細の一部を忘れますが、「夕飯を食べたという体験そのもの」は覚えています。また、「ほら、昨日食べた魚だよ」とヒントを出されれば思い出すことができ、物忘れをしている自分への自覚もあります。

一方、認知症の中核症状による物忘れは、脳の記憶の引き出し自体が機能不全に陥っているため、体験そのものが抜け落ちます。夕飯を食べたこと自体を記憶していないため、ヒントを出されても思い出すことができません。さらに、自分が忘れているという自覚が乏しい点も大きな特徴です。

吉田 誠

吉田 誠

インテリア&ライフスタイルコーディネーター

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。

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