水セメント比とは?強度と耐久性を左右する基準値と計算式を徹底解剖

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近年の建設業界では、水セメント比(W/C)に代わり、「水結合材比(Water-Binder Ratio: W/B)」という指標が広く使われる場面が増えています。この二つの違いを正確に把握しておく必要があります。

従来の「水セメント比」が純粋なポルトランドセメントのみを対象に計算していたのに対し、「水結合材比」はセメントに加えてフライアッシュ(石炭灰)や高炉スラグ微粉末、シリカフュームなどの混和材を合算した「結合材(B)」の総量に対する水の比率を指します。

脱炭素化(カーボンニュートラル)が強く叫ばれる現在、製造時に大量のCO2を排出する通常セメントの使用量を減らし、産業副産物を活用した混合セメントの採用が標準化しつつあります。これらの代替素材を組み込んだ配合設計では、水結合材比(W/B)を厳密に管理することで、長期的な強度発現と環境負荷低減を両立させています。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

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