コンクリートのヤング係数とは?目安値・計算式と最新設計の勘所
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ヤング係数(縦弾性係数)は、物体に応力を加えたときの「ひずみにくさ」を表す物理量です。外力に対してどれだけ変形に抵抗できるかを示す剛性の尺度であり、値が大きいほど同じ荷重を受けても変形(たわみ)が小さくなります。
工学的な表記において、コンクリートのヤング係数の単位は「N/mm²」または「kN/mm²(1 kN/mm² = 1,000 N/mm²)」が用いられます。鋼材のヤング係数が約2.05×10⁵ N/mm²(205 kN/mm²)とほぼ一定であるのに対し、コンクリートは配合や使用骨材、材齢によって数値が大きく変動するのが特徴です。
一般的な普通コンクリートのヤング係数は、おおむね20〜35 kN/mm²(20,000〜35,000 N/mm²)の範囲に収まります。これは鋼材の約7分の1から10分の1程度の剛性に相当し、構造設計においてコンクリート部材のたわみ照査を行う際の基準パラメータとなります。