生理前の体温低下はなぜ起きる?妊娠の兆候との見分け方を徹底解説
生理前の体温低下はなぜ起きる?妊娠の兆候との見分け方を徹底解説に関する基本知識を初心者にも親しみやすくまとめました。要点を確実におさえることができます。
基礎体温が生理前にガクンと下がる背景には、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量減少が深く関わっています。排卵を終えた卵胞は「黄体」へと変化し、受精卵が着床しやすいように子宮内膜を厚く保つプロゲステロンを大量に分泌します。このプロゲステロンには脳の体温調節中枢に働きかけて体温を約0.3〜0.5度押し上げる作用があるため、排卵後は「高温期」が維持されます。
しかし、受精や着床が成立しなかった場合、黄体の寿命(約12〜14日間)が尽きて退縮します。これに伴ってプロゲステロンの分泌が急激にストップするため、体温を高く保つ維持力が失われ、体温が下がって「低温期」へと移行します。つまり、生理予定日に向けて体温が低下するのは、子宮内膜をリセットして次の新しい排卵周期を迎えるための、極めて正常で精密な身体のバイオリズムです。