レジで使えない?カード磁気不良の危険な勘違いと安全な緊急復活術
レジで使えない?カード磁気不良の危険な勘違いと安全な緊急復活術とはどのようなものなのか? 背景や要点を簡潔に解説します。
詳細を見る
では、レジやATMの現場で立ち往生したとき、どのような安全な手段を試すべきだろうか。機器を痛めず、カードのデータも壊さない確実な応急処置の手順を整理する。
第一に実施すべきは、磁気ストライプ表面の物理的な汚れの除去だ。皮脂や埃、微小なゴミが磁気帯と読み取りヘッドの間に挟まるだけで、信号の伝達が遮断される。メガネ拭きやマイクロファイバークロス、なければ清潔な綿のハンカチを使い、磁気ストライプに沿って一方向に優しく拭き取ってほしい。往復させずに一方向へ滑らせるのがポイントだ。
第二の手法として、柔らかい白い消しゴムを使う方法がある。磁気ストライプの上に付着した目に見えない酸化皮膜や手アカは、布拭きだけでは落ちない場合がある。新品の清潔な消しゴムで軽く擦り、出たカスを完全に払い落としてから端末に挿入する。これだけで読み取り精度が劇的に回復することが少なくない。
スワイプ式のレジ端末であれば、レシートなどの薄い感熱紙を一枚カードの磁気面に重ねてゆっくりと滑らせるテクニックも有効だ。紙がクッションの役割を果たし、表面の擦り傷による磁気信号の乱れを平滑化してくれる。ただし、この方法はカードを内部に引き込むタイプのATMでは詰まりの原因になるため、絶対にスワイプ型端末限定にとどめておく必要がある。