就職率9割の罠?数字のカラクリと2026年最新実就職率ランキング
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進路選びで最も注意すべきなのが、大学が独自にアピールする就職率の算出ロジックです。一般的に多くの大学が広告で使用している数値は、文部科学省と厚生労働省が実施する「就職状況調査」と同じく、「就職決定者数 ÷ 就職希望者数」で算出されています。
この計算式の盲点は、分母から就職活動を諦めた学生や進路未定者が除外される点にあります。例えば、卒業生が1,000人いる大学で、就職希望者が500人、そのうち内定を得たのが450人だった場合、就職希望者を分母にすると「450 ÷ 500 = 90%」と発表できます。しかし、卒業生1,000人全体から見れば、実際に就職したのは45%にすぎません。
一方で、客観的な実力を測る指標として教育業界で定着しているのが「実就職率」の計算方法です。実就職率は「就職者数 ÷(卒業生総数 − 大学院等進学者数)」で求められます。進学以外の理由で就職できなかった卒業生をしっかり分母に含めるため、大学の真のキャリア支援力がダイレクトに反映される仕組みです。