毒舌僧侶・今東光の知られざる実像!『悪名』秘話と痛快な名言の全貌
毒舌僧侶・今東光の知られざる実像!『悪名』秘話と痛快な名言の全貌の全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。
華やかな文壇やメディアでの活躍と並行して、仏道における足跡も極めて重厚である。比叡山延暦寺での厳しい修行を経て天台宗の僧籍に入った彼は、岩手県平泉の名刹・中尊寺の貫主(住職)に就任。長年の風雨に晒され荒廃していた国宝・金色堂の大規模な解体修理・保存事業を牽引し、東北の至宝を次代へと継承する歴史的功績を残した。
また、作家であり後に初代文化庁長官を務めた実弟・今日出海との関係も興味深い。型破りで奔放な兄と、冷静沈着に文化行政の礎を築いた弟。性格や生き方は対照的でありながらも、互いの才気を認め合い、日本の文化芸術を底流で支え合った兄弟の絆は、昭和文化史の豊かな一面を物語っている。