「光が眩しい」は重病のサイン?白内障や角膜炎の原因と受診の目安
「光が眩しい」は重病のサイン?白内障や角膜炎の原因と受診の目安とは一体何なのか? 専門的な分析を簡潔に解説します。
日常的に生じる眩しさの中で、特に患者数の多い代表的な3疾患について詳しく掘り下げます。
1. 白内障(水晶体の混濁)
加齢とともに水晶体を構成するタンパク質が変性し、白く濁る病気です。濁りの初期段階では視力低下よりも先に「光の乱反射による激しい眩しさ」が現れるケースが目立ちます。対向車のヘッドライトが異常に眩しく感じたり、晴天の日の外出で見えづらさを感じたりする場合、白内障の初期症状を疑う必要があります。
2. 角膜炎・角膜びらん(角膜表面の損傷)
コンタクトレンズの不適切な装用や異物の混入、細菌・ウイルス感染によって角膜上皮に傷がつくと、光の屈折が乱れて強い眩しさを生じます。角膜には知覚神経が無数に通っているため、角膜炎や角膜びらんを発症すると、光を浴びた瞬間に鋭い目の痛みや異物感、大量の涙を伴うのが特徴です。
3. ドライアイ(涙液層の乱れ)
目の表面を覆う涙の層が崩れると、角膜の表面がデコボコになり、光が均一に入射しなくなります。PC作業やスマートフォン操作の直後に「画面の光がギラついて目が開けられない」と感じる場合、ドライアイが原因である可能性が高いと言えます。