新米史官ク・ヘリョンのキャスト相関図と評判|現在の活動総まとめ

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本作の舞台は19世紀初頭の漢陽(ハニャン)。絶対的な男尊女卑の儒教社会において、宮廷内で起きたすべての出来事・言動を筆記し後世に残す専門職「史官」に女性が登用されたらという大胆な仮定から物語は始まります。複雑に絡み合う宮廷内の権力闘争と人間関係を整理して紐解いていきます。

【登場人物の相関関係の構図】
・ク・ヘリョン ⇄ イ・リム:反発から始まり、互いの孤独と信念を理解し合う唯一無二のパートナーへ。
・イ・リム ⇄ イ・ジン(世子):互いを深く慈しみ合う異母兄弟。宮廷の陰謀から弟を守ろうとする兄の愛。
・ク・ヘリョン ⇄ ミン・ウウォン:厳格な教育係と優秀な後輩。史官としての職業倫理を共有する師弟関係。
・ソン・サヒ ⇄ イ・ジン(世子):史官と次期国王。政治的思惑と密かな敬慕が交錯する緊張感ある関係。

ヒロインのク・ヘリョンを演じたのは、幼少期から卓越した演技力でキャリアを築いてきたシン・セギョンです。ヘリョンは清国で西洋科学や思想に触れて育ち、26歳という当時としては「行き遅れ」とされる年齢でありながら、親が勧める婚姻を拒絶して自らの意志で科挙の別試(特別試験)を受け、首席で宮廷入りを果たします。理不尽な因習に屈せず、筆一本で権力と対峙する聡明さと快活さを、シン・セギョンが持ち前の凛とした佇まいで体現しました。

ヒロインと運命的な出会いを果たすトウォン大君(イ・リム)役を務めたのは、ボーイズグループASTROのメンバーで俳優としても国際的スターとなったチャウヌです。宮殿の奥深く「緑嶼堂(リョソダン)」に幽閉同然で暮らす孤独な王子でありながら、市井では正体を隠して大人気恋愛小説家「梅花(メファ)」として筆を執る二面性を持つ青年を演じました。浮世離れした純真無垢な少年性と、ヘリョンと出会い大人の男として覚醒していく成長プロセスの演じ分けが大きな見どころとなっています。

脇を固める男性陣の重厚さも本作の大きな魅力です。現国王の長男で代理執政を務める世子(セジャ)イ・ジン役には、変幻自在の怪演で知られる実力派パク・ギウンがキャスティングされました。父王の狂気と冷酷な重臣たちの間で苦悩しながらも、異母弟のイ・リムを誰よりも気にかける温厚で孤独な君主の葛藤を見事に表現しています。また、ヘリョンの直属の上司である正七品・芸文館奉教ミン・ウウォン役をイ・ジフンが演じました。領議政(総理大臣相当)の息子というエリートの出自でありながら、権力に一切阿らない廉潔な史官の鑑として、物語の精神的支柱を担っています。

さらに見落とせないのが、ヘリョンと同期として宮廷に入った女性史官ソン・サヒ役のパク・ジヒョンです。没落両班の娘として家名を再興すべく、冷徹な野心を内に秘めながら世子イ・ジンの動向を探る密偵としての影を帯びた役柄を抑制の効いた演技で魅せ、視聴者に強烈な印象を植え付けました。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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