メンズ髪型ツーブロックで後悔?サイドが浮く真相と失敗しない頼み方

メンズ髪型ツーブロックで後悔?サイドが浮く真相と失敗しない頼み方について徹底解説いたします。専門家の見解をご確認ください。

ツーブロックにして最も多い後悔の声が「サイドの毛が横に跳ねて浮いてしまう」という現象です。SNSや大手Q&Aサイトでも「切った直後は良かったのに、自分でセットすると河童のようになってしまう」という相談が絶えません。この問題の本質は、個人のセット技術の拙さではなく、東洋人特有の毛髪構造と頭骨の形状にあります。

欧米人の髪が断面で楕円形を描き、柔らかく頭皮に沿って倒れやすいのに対し、日本人をはじめとする東洋人の毛髪は断面が円形に近く、直毛でハリ・コシが非常に強い特徴を持っています。さらに側頭部のハチ(頭頂部と側頭部の間の最も張り出している部分)が張っている骨格が多いため、短く刈り上げたアンダーセクションの上に上部の髪を無造作に被せると、下からの反発力によって上側の毛束が真横へと押し出されてしまいます。これがツーブロックサイドが浮く原因と対処法を語るうえで避けて通れない生物学的なメカニズムです。

この浮きを劇的に解消するアプローチは主に3つ存在します。第1に、ドライヤーによる熱収縮の利用です。根元を濡らした後、上から下へ向けて温風を当てながら手でしっかり押さえ、最後に冷風を5秒当てることでキューティクルを固定します。第2に、美容室でのカット設計の見直しです。かぶせる髪の長さをハチより下に設定して重みで抑えるか、あるいは毛量調整(セニング)を施して反発を逃がす処置が求められます。そして第3の選択肢として、近年爆発的な支持を集めているのが「ダウンパーマ」です。浮きやすい生え際やハチまわりの根元だけを専用の薬剤でボリュームダウンさせる技術であり、毎朝のスタイリング時間を劇的に短縮する救世主となっています。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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