聖母の騎士高校の現在と評判|募集停止の真相と寮生活の実態を検証
聖母の騎士高校の現在と評判|募集停止の真相と寮生活の実態を検証の注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。
聖母の騎士高校を語るうえで欠かせないのが、ポーランド出身のコンベンツアル聖フランシスコ修道会士、聖マキシミリアノ・マリア・コルベ神父の足跡です。1930年(昭和5年)に来日したコルベ神父は、長崎の地で出版布教を開始し、雑誌『聖母の騎士』を創刊しました。彼が本河内に築いた修道院は、1945年の原子爆弾投下時、金比羅山の陰に位置していたことで奇跡的に爆風の直撃を免れたという歴史を持ちます。
戦後、ナチスの強制収容所で餓死刑を宣告された見知らぬ家族の父の身代わりとなって命を捧げたコルベ神父。その「自己犠牲と愛の精神」を後世に伝えるべく、1946年に創設された小神学校を母体として誕生したのが本校でした。
全国にカトリックミッションスクールは数多く存在しますが、同校は「純粋なカトリック系男子校かつ少人数教育」という極めて稀有なアイデンティティを保ち続けました。単なる学力向上にとどまらず、朝夕の祈り、奉仕活動、倫理観の陶冶をカリキュラムの根幹に据え、自己中心的になりがちな思春期の少年たちに「他者の痛みに寄り添う心」を徹底して叩き込む教育方針を貫いたのです。