籠池泰典の現在と出所後の生活|森友事件の真相と昭恵氏との確執
籠池泰典の現在と出所後の生活|森友事件の真相と昭恵氏との確執にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
最高裁による上告棄却を経て確定した懲役5年の実刑判決。長きにわたる身柄拘束と服役生活を終え、刑務所の門を出た籠池泰典氏を迎えたのは、かつての熱狂的な支持者でも政界関係者でもなく、幾多の苦難を共にしてきた妻・籠池諄子氏でした。
出所後の籠池泰典氏は、大阪府内の質素な住宅に身を寄せ、静かでありながらも確固たる発信活動を続けています。かつて高級スーツに身を包み、メディアの前に立ちふさがっていた威圧感は和らぎ、頭髪には白いものが目立つようになったものの、眼光の鋭さと語り口の熱量は健在です。生活費は年金と限られた支援者のカンパ、執筆や小規模な講演活動によって賄われており、往時の理事長時代のような経済的華やかさはありません。
近隣住民や関係者の証言によると、夫妻でスーパーに買い出しに出かける姿や、朝夕に近所を散歩する穏やかな日常が見受けられます。しかし、ひとたびマイクを握る場や支援者向けのYouTubeチャンネル、ミニコミ誌の取材になると、語気は一変します。著書や手記で語られた「私たちは国家権力の巨大なトカゲの尻尾切りに遭った」という生の告白そのままに、財務省の公文書改ざん問題で自死に追い込まれた近畿財務局職員・赤木俊夫氏の無念に寄り添い、真相究明の集会に足を運ぶ姿勢を崩していません。
泰典氏は周囲に対し、「塀の中にいた時間は、自らの教育者としての傲慢さを省みる時間でもあったが、国家が国民を欺いた事実を墓場まで持っていくわけにはいかない」と漏らしています。自らの詐取罪についての法的責任を受け止めつつも、事件の本質は別にあるという執念が、現在の彼の活動の原動力となっています。