肝臓が悪くなる原因はお酒以外にも?沈黙の臓器が発するSosサインと改善策
肝臓が悪くなる原因はお酒以外にも?沈黙の臓器が発するSosサインと改善策について詳しく解説いたします。最新の情報をお届けします。
ネット上やSNSでは「肝臓にいい」とされる様々な情報が錯綜していますが、医学的根拠に基づかない自己流の対策が逆効果を生んでいる場面が散見されます。
その筆頭が「ウコンやしじみエキスなどのサプリメントを過剰摂取していれば、いくら暴飲暴食しても安心」という誤解です。健康食品やサプリメントの多剤併用が原因で生じる「薬剤性肝障害」は臨床で珍しくありません。特に鉄分を過剰に含む健康食品は、肝臓に鉄が沈着して酸化ストレスを激化させ、かえって肝機能を悪化させるリスクを孕んでいます。
また、「休肝日を週に1日作れば前後の日はいくら飲んでも帳消しになる」という考え方も危険です。アルコール処理能力を超える一気飲みや週末のドカ飲みは、肝細胞へ急激な炎症負荷をかけます。休肝日は連続して2日以上設けること、1日の純アルコール摂取量を適正量(成人男性で約20g、女性で約10g)に抑えることが代謝回復の基本原則です。