トルコに州はある?全81県と7大地方の地図・治安を徹底解説
トルコに州はある?全81県と7大地方の地図・治安を徹底解説についての最新情報を徹底解説します。
日本の旅行検索やSNS上で極めて頻繁に見受けられる致命的な誤解が、「カッパドキア州」や「パムッカレ県」といった架空の行政区画名です。
世界的な熱気球ツアーで名高いカッパドキアは、古代ローマ時代以前から続く地域一帯を指す「歴史的・地理的呼称」に過ぎず、公的な県名としては存在しません。カッパドキアの中心エリア(ギョレメ、ウチヒサルなど)が位置するのは「ネヴシェヒル県(Nevşehir)」です。さらに広義のカッパドキアには、隣接するカイセリ県、ニーデ県、アクサライ県の一部も含まれます。ホテル予約や長距離移動のチケット手配時に「カッパドキア」という都市名を探しても公的な交通機関(トルコ国鉄や主要バスターミナル)の路線図には見当たらないため、目的地をネヴシェヒル(Nevşehir)または近隣の空港があるカイセリ(Kayseri)として検索する必要があります。
同様に、石灰華段で名高いパムッカレの所在地は「デニズリ県(Denizli)」であり、トロイ遺跡の所在地は「チャナッカレ県(Çanakkale)」です。行政単位(県)と観光地域名を混同すると、移動計画の策定や緊急時の領事館・警察への連絡において致命的な齟齬を生むリスクがあるため注意が必要です。