赤ちゃんが首を振る理由は?眠い時の癖や病気・受診の目安を徹底解説
赤ちゃんが首を振る理由は?眠い時の癖や病気・受診の目安を徹底解説の背景について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。
保護者からの相談で特に頻度が高いのが、「寝かしつけの際や夜中に首を激しく振る」という現象です。布団に頭を擦り付けるようにブンブンと勢いよく動かすため、後頭部の毛が擦り切れて薄くなってしまうことも珍しくありません。
この行動の主たる原因は「入眠時の自己鎮静(セルフスーディング)」にあります。赤ちゃんはまだ自力で上手に副交感神経を優位に切り替えることができません。そのため、頭を一定のリズムで左右に振ることで前庭感覚(平衡感覚)を刺激し、胎内にいた頃の揺れを再現して自らを落ち着かせ、眠りに入ろうとしているのです。大人にとっての「貧乏ゆすり」や「寝返り」に近い生理的な癖と考えられます。
また、赤ちゃんは体温調節が未熟で頭部に大量の汗をかきやすいため、後頭部の蒸れや痒みを解消しようとしてシーツに頭を擦り付けているケースも多々あります。室温や寝具の調整、吸湿性の高いガーゼを敷くなどの環境改善で症状が和らぐことも多いため、まずは睡眠環境を見直してみるのが有効なアプローチです。