大江時計台航空史料室の現在は?零戦と堀越二郎の聖地・再開動向を追う
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史料室が入る「時計台」そのものも、近代日本の産業遺産として計り知れない価値を持っています。1920(大正9)年に三菱内燃機製造名古屋工場として開設され、昭和初期に竣工したこの時計台本館は、幾度もの名古屋大空襲を奇跡的に生き延びた数少ない戦前建築です。
幾何学的なアール・デコ様式を取り入れた外観、重厚なスクラッチタイル、そして空を見上げるようにそびえる塔屋の時計。この時計台の下を、かつて数千人ものエンジニアや職工たちが日本の空の未来を夢見て行き交いました。単なる展示室の器ではなく、建物自体が激動の昭和産業史を物語る生き証人なのです。