March大学とは?序列・偏差値と就職格差の真相【2026年最新】

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そもそも「MARCH」という呼称はどこから生まれたのか。その起源は1960年代から1970年代にかけて、受験情報誌『蛍雪時代』の編集長や予備校関係者が、首都圏に所在する難関私立大学群をグルーピングした造語に遡ります。明治大学(Meiji)、青山学院大学(Aoyama Gakuin)、立教大学(Rikkyo)、中央大学(Chuo)、法政大学(Hosei)の各校のアルファベット頭文字を組み合わせたこの呼称は、半世紀以上にわたって受験界や産業界に深く定着してきました。

これら5大学は、設立母体や校風において明確に異なる出自を持っています。明治大学・中央大学・法政大学の3校は、明治初期に近代国家の基盤となる法学・権利を教えるために設立された「法律学校」が源流です。バンカラで気骨ある校風を伝統とし、実学志向の強い官吏や法曹、実業家を多数輩出してきました。

一方、青山学院大学と立教大学は、欧米のキリスト教宣教師によって創設されたミッションスクールが前身です。英語教育や国際交流、リベラルアーツを主軸に据え、洗練された都会的かつ開放的なアカデミズムを育んできました。この「法学校発祥の実学系」と「ミッション系のリベラルアーツ」という対照的な2大潮流が拮抗しながら競い合ってきたことこそが、MARCHの由来と歴史における最大の推進力となっています。

井上 凛

井上 凛

シニアコンテンツプロデューサー

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。

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