山形県立中央病院が診療体制刷新!救急外来とがん治療の新基準に迫る
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「軽症の受診控え」をただ呼びかける時代は終わった。同院の高度救命救急センターでは、重症度に応じたトリアージがかつてない厳格さで運用されている。突然の激痛や意識障害といった一刻を争う事態を除き、夜間・休日の救急外来を独断でウォークイン受診するハードルは確実に上がった。
現在、初診時にかかりつけ医からの紹介状(診療情報提供書)を持参しない場合、厚生労働省が定める定額負担(選定療養費)として通常診療費とは別に高額な特別料金が徴収される。紹介状なしで直接訪れた患者には、看護師による詳細な問診が即座に行われ、緊急性がないと判断された場合は近隣の当番医や翌日の一般クリニックへの受診を強く促されるシステムだ。命に関わる急性期患者へ集中特化するための冷徹とも言える線引きだが、これこそが真の救急崩壊を防ぐ唯一の選択肢となっている。