キャブ車とは?Fiとの違いと仕組み・今なお愛される理由を徹底解説
キャブ車とは?Fiとの違いと仕組み・今なお愛される理由を徹底解説とは一体何なのか? 詳しい意味を簡潔に解説します。
現在新車でキャブ車が購入できない理由は、性能の限界ではなく世界的な自動車排出ガス規制の強化にあります。
四輪車では、1970年代の米国マスキー法や日本の昭和53年排ガス規制を皮切りにクリーン化が進み、1990年代後半から2000年代初頭にかけて国産乗用車のキャブ車は完全に姿を消しました。二輪車(バイク)においても、平成10年(1998年)や平成18年(2006年)、さらに平成28年(2016年)のEURO4/EURO5相当の排ガス規制施行により、名車と呼ばれた多くのキャブ車が生産終了へ追い込まれました。
排気ガス中の有害物質(一酸化炭素・炭化水素・窒素酸化物)を三元触媒で浄化するためには、空燃比を極めて狭いウィンドウ(14.7前後の理論空燃比)に常時制御し続ける必要があります。気圧や気温、標高の変化によって混合気の濃度が自然にズレてしまう機械式キャブレターでは、排ガス規制の厳しい基準値をクリアすることが物理的に不可能となったのです。