ナイフとフォークの持ち方完全解説!英仏の違いと恥をかかない最新マナー

ナイフとフォークの持ち方完全解説!英仏の違いと恥をかかない最新マナーの概要と注目ポイントをわかりやすく整理しました。

多くの人が混同しやすいのがイギリス式とフランス式の違いです。どちらが絶対的な正解というわけではなく、訪問先のレストランの格式や主催者のルーツによって採用されるスタイルが異なりますが、その所作の背景を知ると迷いが消えます。

最も大きな違いが現れるのは「口へ運ぶときのフォークの向き」と「食事中のカトラリーの置き方」です。イギリス式では、フォークは常に背を上に向け、山側の上に料理を乗せて食べるのが伝統とされてきました。一方のフランス式では、食材を刺すときは背を上にしますが、ライスや細かな温野菜などを口に運ぶ際は、フォークをくるりと返して「腹(くぼみ)」に乗せて食べるのが自然で合理的とみなされます。

さらに注意が必要なのが、中座や会話の際に行うナイフとフォーク食事中の置き方です。食事の途中でカトラリーを皿の上に置く場合、イギリス式では「カタカナの『ハ』の字」になるよう、フォークを左側、ナイフを右側に置き、それぞれお皿の縁に引っ掛けるように配置します。このときナイフの刃は必ず内側(自分側)に向けます。フランス式では、皿の中央でナイフとフォークを交差させ、フォークの背を上にしてナイフの上に重ねるスタイルが伝統的なシグナルとされてきました。

食事が完全に終わった合図であるナイフとフォーク食後のサインにも差異があります。イギリス式では時計の「5時20分」の位置(右下斜め)にナイフとフォークを平行に揃えて置きます。フォークの背は下向き(腹が上)が基本です。対してフランス式では時計の「3時15分」の位置(真横)に平行に揃えるのがクラシックスタイルとされてきましたが、現在はホテルやグランメゾンを含め、国際的に「4時〜5時の方向に揃える」方式へ統一されつつあります。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest