うつ病時のオナニーは逆効果?罪悪感の正体と精神医学が明かす真相
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性欲の減退とは対照的に、うつ病の発症中や特定の病相において「性的な衝動が抑えられなくなる」現象も臨床現場では頻繁に報告されています。このうつ病に伴う性欲亢進と依存の背景には、脳が抱える強烈な苦痛が関係しています。
うつ病特有の感情の麻痺や強烈な不安感から逃れるため、脳は手軽に手に入る強烈な快楽刺激として自慰を求めます。射精時に得られる一瞬のドーパミンサージによって、耐え難い精神的苦痛を一時的に麻痺させようとする「無意識の自己治療(セルフメディケーション)」が働いている状態です。
このサイクルに陥ると、快楽を求めているというよりも「苦痛を打ち消すための衝動行為」へと変質し、1日に何度も繰り返してしまう依存状態を形成しやすくなります。衝動が制御できず生活に支障をきたしている場合は、双極性障害の軽躁状態の兆候である可能性も含め、慎重な見極めが求められます。