映画『E. T. 』指を合わせるシーンの真相|本編にない理由と元ネタ
映画『E. T. 』指を合わせるシーンの真相|本編にない理由と元ネタに関する深掘り解説を分かりやすく解説いたします。
映画史における最大の錯覚とも言えるのが、「E.T.と主人公エリオットが人差し指の先端を合わせる」という描写の不在です。本編を検証すると、E.T.が人差し指を伸ばして赤く発光させる場面は複数回登場します。しかし、それらはすべて「一方的に触れる」あるいは「空間を指差す」アクションにとどまっています。
代表的な例が、エリオットが指を切って怪我をしたシーンです。泣きそうになるエリオットに対し、E.T.は自らの指先を赤く光らせ、「イタい(Ouch)」と言いながら少年の傷口へそっと指を当てて治療します。ここではE.T.がエリオットの傷口に触れているだけであり、指同士を向かい合わせてコンタクトを取っているわけではありません。また、通信装置を組み立てる場面や花を蘇らせる場面でも、指先は発光するものの、人間と指先を突き合わせるカットは完全に存在しないのです。