切迫流産とは?流産との違い・生存率から自宅安静の注意点まで徹底解説
切迫流産とは?流産との違い・生存率から自宅安静の注意点まで徹底解説についての疑問解決ガイドを徹底解説します。
産科診療において最も誤解されやすいのが「切迫流産」と「流産」の違いです。流産とは、妊娠22週未満に胎児が亡くなり妊娠が終了してしまう現象そのものを指します。これに対し、切迫流産は「胎児が子宮内に留まって心拍が確認できているものの、出血や腹痛などの兆候があり流産のリスクが高まっている状態」を意味します。つまり、妊娠は継続しており、赤ちゃんは今も生きています。
また、妊娠週数による呼び分けも押さえておきたいポイントです。妊娠22週未満のトラブルを「切迫流産」と呼ぶのに対し、妊娠22週0日以降36週6日までに早産のリスクが高まる状態は「切迫早産」と区別されます。切迫早産の場合は子宮収縮抑制剤(点滴など)や新生児集中治療室(NICU)での医療介入が可能になりますが、妊娠初期の切迫流産は胎児側の染色体要因も絡むため、治療のアプローチが大きく異なります。