しだれ梅と椿が咲き誇る京都・城南宮の絶景と混雑回避の裏ワザ
しだれ梅と椿が咲き誇る京都・城南宮の絶景と混雑回避の裏ワザにまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。
城南宮の名を全国に知らしめる伝統行事の一つが、春と秋の年2回開催される「曲水の宴(ごくすいのえん)」だ。平安貴族の風雅な雅遊びを忠実に再現したこの神事は、苑内を流れる小川「遣水」のほとりで執り行われる。
例年、春の宴は4月29日(昭和の日)、秋の宴は11月3日(文化の日)に開催される。平安装束に身を包んだ男女の歌人が小川の岸辺に座し、水上から流れてくる鴛鴦(おしどり)の姿をした「羽觴(うしょう)」という木製の浮き舟に載せられた盃が自分の前を通り過ぎる前に、出された題に従って和歌を詠み短冊にしたためる。歌を詠み終えると盃を取り上げ、神酒をいただくという極めて優雅な儀式だ。
王朝絵巻さながらの光景を間近で鑑賞しようと、開催日には開門前から長蛇の列ができる。混雑を避けて落ち着いて鑑賞するためには、午前中の早い段階から神苑内の席を確保するか、神職による解説に耳を傾けられる位置取りを意識することが肝要となる。