セサミストリートのゴミ箱キャラの正体とは?驚きの設定と誕生秘話

セサミストリートのゴミ箱キャラの正体とは?驚きの設定と誕生秘話についての最新情報をご紹介します。

多くの人が抱く最大の疑問が、「なぜわざわざゴミ箱の中で暮らしているのか」という点です。その誕生秘話には、原作者であるジム・ヘンソン(Jim Henson)がニューヨークの街角で体験した実話が色濃く反映されています。

番組立ち上げ当時、ジム・ヘンソンと共同制作者のジョン・ストーンは、マンハッタンにある「オスカーズ・タバーン」というレストランを頻繁に訪れていました。その店のオーナー兼給仕長が、客に対して極めて無愛想で不機嫌、料理を乱暴にテーブルへ置き「食ったらさっさと帰れ」と言わんばかりの態度を取る強烈な人物だったのです。しかし不思議なことに、そのあからさまな不機嫌さはどこか憎めず、かえって店の独特な魅力になっていました。この実在の人物からインスピレーションを受け、「誰にでも不機嫌になる権利がある」「完璧に優しい世界ばかりではない」というメッセージを込めて作られたのがオスカーでした。

そして、オスカーが住処として選んだのがニューヨークの街頭に置かれた金属性のゴミ箱(トラッシュカン)です。ゴミとガラクタを宝物とみなすグラウチ族にとって、ゴミ箱は「最も贅沢で快適な宮殿」にほかなりません。

さらに驚くべきは、オスカーのゴミ箱の中身に関する公式設定です。外見は一般的な円筒形のゴミ箱に見えますが、蓋を開けて一歩中に入ると、そこは外見からは想像もつかない巨大な異次元空間が広がっています。

番組の公式ガイドブックや歴代エピソードで明かされている内部施設には、以下のような驚愕の設備が含まれています。

  • オリンピックサイズの温水水泳プール
  • 本格的なレーンを備えたボーリング場
  • 数々のガラクタ芸術が並ぶアートギャラリー
  • 象の「フラッフィー」を飼育できる広大なペット用スペース
  • ピアノやグランドピアノが置かれた音楽ラウンジ
  • 世界各地のゴミ箱と繋がっている地下連絡通路

つまり、オスカーは決して貧しさや不遇からゴミ箱に押し込められているのではなく、外見上は粗末に見えるゴミ箱をエントランスにした「超豪華地下大豪邸」のオーナーとして悠々自適に暮らしているのです。

橋本 菜々子

橋本 菜々子

トレンドリサーチャー

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。

Share this article
Twitter Facebook Pinterest