ジーンズメイトはなぜダサいと言われるのか?オワコン説の真相と現在

ジーンズメイトはなぜダサいと言われるのか?オワコン説の真相と現在の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

長引く既存店売上の低迷と赤字の泥沼から脱出するため、ジーンズメイトが下した最大の決断が、2017年2月のRIZAPグループによる買収(子会社化)でした。「結果にコミットする」のフレーズで知られるRIZAPの手腕が、名門アパレルの再生にどう作用したのかは業界内外で大きな注目を集めました。

買収後に断行された改革の中で、象徴的かつ最大の英断だったのが「24時間営業の完全廃止」です。かつて同社の代名詞であり、深夜の若者や夜勤労働者を取り込んでいた終夜営業ですが、晩年は人件費の高騰に加え、深夜帯の治安悪化や「ヤンキー・不良の溜まり場」という負のブランドイメージを増幅させる元凶となっていました。経営陣はこの聖域を切り崩し、採算性の低い深夜営業を順次縮小、最終的に完全撤退へと踏み切りました。

さらに、2021年にはワンダーコーポレーション、HAPiNSとともに経営統合し、持株会社「REXT株式会社」の傘下へ移行。店舗デザインは白色蛍光灯が照らす無機質な空間から、温かみのある木目調とスポットライトを多用したクリーンなセレクトショップ調へと大々的に改装されました。

かつての「ワゴンから掘り出す」空間は姿を消し、通路幅をゆったり確保した見通しの良いフロアへ変貌。深夜の喧騒に頼るビジネスモデルを捨て、白昼のファミリー層や落ち着いた大人の男性が安心して足を踏み入れられる店舗環境へと、根本的な体質改善を果たしたのです。

中島 亮太

中島 亮太

写真家・フォトエディター

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。

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