京都・西本願寺の歩き方2026|国宝唐門と大銀杏、歴史の謎を解く
京都・西本願寺の歩き方2026|国宝唐門と大銀杏、歴史の謎を解くの重要ポイントをご紹介します。専門的な知識がチェックできます。
西本願寺は、幕末史の重要拠点としても知られています。1865(慶応元)年、隊士が増加した新選組が壬生の八木邸などから西本願寺へと屯所を移転しました。当時、本願寺側は長州藩など尊皇攘夷派との繋がりが深く、幕府側である新選組の進出には強い危機感を抱いていました。
境内では新選組による砲撃訓練や隊士の処刑が行われるなど、寺内は騒然となったと記録されています。現在でも北東角にある太鼓楼には当時の面影が残り、幕末の緊迫した空気感を肌で感じることができます。
また、境内南東の滴翠園内にひっそりと佇む国宝「飛雲閣(ひうんかく)」は、金閣・銀閣と並び「京都三名閣」のひとつに数えられる名建築です。左右非対称の巧みな外観と、池の上に浮かぶかのように設計された数寄屋風の造りは秀逸を極めます。通常は非公開ですが、春や秋の特定期間、寺の慶讃法要などに合わせて「飛雲閣の特別公開」が実施されることがあります。内部を拝観できる機会は非常に貴重であるため、旅程を組む際は公式情報の事前チェックが欠かせません。