安全第一ヘルメットの緑十字の由来とは?耐用年数とシールの新常識
安全第一ヘルメットの緑十字の由来とは?耐用年数とシールの新常識について徹底解説いたします。専門家の見解をお届けします。
現場で使用される作業用ヘルメットは、単なる帽子ではなく労働安全衛生法に基づく国家検定合格品(労・検マーク付き)でなければなりません。ホームセンターなどで安価に販売されている防災用ヘルメットや軽作業帽(バンプキャップ)を建設現場に持ち込むことは法律上認められていません。
現場用ヘルメットの国家検定規格には、主に以下の区分が存在します。
1. 飛来・落下物用
上方からのボルトや工具、資材の落下から頭頂部を保護するための規格です。シェル(帽体)の強度と衝撃吸収性能が試されます。
2. 墜落時保護用
高所作業や足場からの転落・転倒時、頭部への衝撃を緩和するための規格です。ヘルメット内部に衝撃吸収ライナー(発泡スチロール等のクッション材)が内蔵されている点が最大の特徴です。
3. 電気用(電気絶縁用)
使用電圧7,000V以下の高圧電気回路に接触した際の感電を防ぐための規格です。通気孔(ベンチレーション)があるタイプは電気用規格を満たさない場合が多いため注意が必要です。
高所作業が伴う建設・土木現場では、「飛来・落下物用」と「墜落時保護用」の双方の検定に合格した兼用ヘルメットの着用が事実上の標準となっています。