裾除けとは?肌襦袢・長襦袢との違いや正しい付け方を徹底解説
裾除けとは?肌襦袢・長襦袢との違いや正しい付け方を徹底解説とはどのようなものなのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。
着付けの現場で最も質問が多いのが、名前の似ている肌襦袢や長襦袢との違いです。これらは着用する部位や目的、身につける順番が明確に分かれています。
まず、裾除けと肌襦袢の違いは着用する部位にあります。肌襦袢は上半身に直接触れる肌着(シャツのようなもの)であり、汗を吸い取るために主に綿素材で作られています。これに対し、裾除けは下半身を包む巻きスカート状の肌着です。伝統的な着付けでは、この2つを組み合わせて「二部式肌着」として着用します。
次に、長襦袢と裾除けの違いは、外から見えるか否かというレイヤーの違いです。長襦袢は肌襦袢や裾除けの上から羽織る「中着」であり、衿元に半衿を縫い付けて着物の衿元から覗かせます。一方、裾除けは完全に隠れる「肌着」であるため、外から見えることはありません。
近年では、肌襦袢と裾除けが一体化したワンピースタイプ(きものスリップ)も普及しており、着付けの手間を減らしたい初心者やカジュアルシーンで選ばれるケースが増えています。