実在する4次方程式の解の公式!巨大数式の全貌と歴史の真相に迫る
実在する4次方程式の解の公式!巨大数式の全貌と歴史の真相に迫るの特集記事をお届けします。専門的な知識が詰まっています。
Q1:4次方程式の解の公式を丸暗記する必要はありますか?
A1:一切必要ありません。東大・京大などの最難関大学入試を含め、日本のいかなる試験でもフェラーリの公式の暗記を問う問題は出題されません。仮に4次方程式が出題される場合は、因数定理による因数分解、相反方程式の変形、あるいは誘導付きの置換問題として出題されます。
Q2:フェラーリの公式を使えば、虚数解も含めて4つの解がすべて求まりますか?
A2:すべて求まります。実数係数の4次方程式であれば、4つの解すべてが実数解になるケース、2つの実数解と2つの共役複素数解になるケース、4つすべてが複素数解(2組の共役複素数)になるケースのいずれであっても、フェラーリのアルゴリズムによって正確に網羅されます。
Q3:なぜルドヴィコ・フェラーリではなくカルダノの名前ばかりが有名なのでしょうか?
A3:カルダノが1545年に出版した記念碑的な著作『アルス・マグナ(大いなる術)』の中で、カルダノが自身の3次方程式の解法とともに、弟子のフェラーリが発見した4次方程式の解法を大々的に世界へ発表したためです。フェラーリの功績は本の中でも明記されていますが、著書のインパクトがあまりに強烈だったため、後世ではカルダノの名が代数史の象徴として定着しました。フェラーリ自身はその後、若くして妹に毒殺されたという疑惑の悲劇的死を遂げています。