韓国のカレーはなぜ黄色い?日本の味との違いやオットギの評判を徹底解明
韓国のカレーはなぜ黄色い?日本の味との違いやオットギの評判を徹底解明の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。
韓国の街角の定食屋(プンシク店)や家庭で登場するカレーライスは、日本の一般的なカレーとは一線を画す鮮烈なイエローカラーが目を引きます。この韓国の黄色いカレー真相を紐解く鍵は、原材料の配合比率と歴史的な製造プロセスにあります。
日本の家庭用カレールウは、小麦粉と牛脂・豚脂を褐色になるまでじっくり炒めた「ブラウンルウ」をベースに、フォンドボーやりんご、チャツネなどを煮詰めて重厚なコクと濃褐色を生み出します。一方、韓国で1969年に初めてカレー粉を商業化したオットギ(Ottogi)のレシピは、ターメリック(ウコン)の純度と含有比率が高く、油脂による深煎りを行わないスタイルを採用しました。これにより、スパイス本来の鮮やかな黄色と、爽快な苦味・香味がストレートに前面へ出る仕上がりとなっています。
また、「甘辛い」と形容される風味設計も特徴的です。韓国のカレーパウダーは、一口目に野菜由来の甘みやほのかなフルーティーさを感じさせつつ、後味に白コショウや唐辛子系のピリッとした刺激が追いついてきます。韓国カレーライスの特徴は、日本の欧風カレーのような重厚な油分感や動物性の旨味の重なりではなく、具材(角切りのジャガイモ、ニンジン、玉ねぎ、豚肉)の味をダイレクトに引き立てる軽快なスパイススープ的な設計にあります。