「アイエエエ!ニンジャ!?ニンジャナンデ!?」元ネタと忍殺語の全貌

「アイエエエ!ニンジャ!?ニンジャナンデ!?」元ネタと忍殺語の全貌についての真相をお届けします。

単なるテキストの面白さにとどまらず、このムーブメントを決定づけたのはニンジャスレイヤーTwitter連載(現X連載)という極めて先進的な配信形態でした。

2010年夏、突如として開設されたTwitterアカウント(@njslyr)上で、「原作者はアメリカ人のブラッドレー・ボンドとフィリップ・ニンジャ・モーゼズであり、我々ほんやくチームが日本語訳をリアルタイム配信する」という重厚なメタフィクション設定とともに連載がスタートしました。予告なく夜間に突如投下される140文字ずつの断片的なポストに対し、読者(ヘッズ)たちはTogetterまとめを作成し、リアルタイム実況でタイムラインを埋め尽くしました。

当時の熱気を物語る当時の読者コミュニティの手記やログを検証すると、熱狂の様相が浮き彫りになります。

「夜中の2時に突然ツイートが連投され始め、TLの全員が『アイエエエ!』と叫びながら実況していた。翌朝の仕事があるのに画面から目が離せなかった」(初期連載を追っていたファンの証言記録より)

この熱量はメディアミックスによってさらに加速しました。2013年よりスタートした余湖裕輝・田畑由秋によるニンジャスレイヤー漫画版は、卓越した画力と原作の狂気を余すところなく劇画化し、書籍売上を劇的に押し上げました。漫画版の見開きで描かれた「アイエエエ!ニンジャ!?ニンジャナンデ!?」の大ゴマは、画像キャプチャとしてSNS上に無数に拡散され、原作未読層へミームを届ける最大の導線となりました。

さらに2015年にはTRIGGER制作によるWebアニメ『ニンジャスレイヤーフロマニメイシヨン』が配信されます。当初期待された重厚なサイバーパンクアクションとは異なり、意図的にFlashアニメ調の作画崩壊・簡略化演出を取り入れたことで賛否両論の嵐を巻き起こしました。しかし、そのシュールな絵面が結果としてニコニコ動画や配信プラットフォームでの弾幕コメント文化と凄まじい親和性を生み出し、ミームとしての認知度を決定的なものにしたのです。

伊藤 翔太

伊藤 翔太

フード&トラベルライター

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。

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