まぶたの裏のできものと異物感の正体!白い粒としこりの原因と治し方

まぶたの裏のできものと異物感の正体!白い粒としこりの原因と治し方にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

Q1:コンタクトレンズはできものがある時でも装着して大丈夫ですか?
A1:原則として即座に使用を中止し、眼鏡に切り替えてください。レンズの脱着や装用中の摩擦によって角膜上皮が傷つき、できものに含まれる細菌が侵入して重篤な角膜感染症(角膜潰瘍など)を引き起こす危険性があります。また、治療に使用する抗菌目薬や眼軟膏の成分がレンズに吸着し、変色や変形、眼障害を招く恐れがあります。眼科医から完治の診断が出るまでは装用を控えるのが鉄則です。

Q2:まぶたを温めるのと冷やすの、どちらが正しい対処法ですか?
A2:症状と疾患の種類によって正反対の対応になります。ズキズキと脈打つような痛みや熱感がある「麦粒腫(急性炎症)」の初期〜極期は、温めると血流が増加して炎症と痛みが悪化するため、冷タオル等で冷やして炎症を鎮めます。一方、痛みのないしこりである「霰粒腫」や「マイボーム腺梗塞」は、詰まった脂質の融点(約32〜40℃)を高めて融解・排出を促すため、蒸しタオル等で1日1〜2回、約10分程度温める(温罨法)のが医学的に正しいアプローチです。

Q3:まぶたの裏のしこりは、手術で取らないと一生消えませんか?
A3:必ずしも手術が必須ではありません。霰粒腫であっても、数週間から数か月かけてマクロファージなどの免疫細胞が徐々に脂質を取り込み、自然に小さくなって消失する症例は全体の3割〜半数程度に認められます。ただし、しこりの周囲に線維性の硬いカプセルが完成してしまうと自然吸収は難しくなります。しこりの大きさ、整容面(見た目の問題)、角膜圧迫による乱視の有無を考慮し、ステロイド注射や低侵襲な切開掻爬術を行うか医師と相談して決定します。

Q4:結膜結石は放置しておくと自然に目薬で溶けてなくなりますか?
A4:目薬で溶けて消失することはありません。結膜結石はカルシウム塩が固着した物理的な石のような構造物です。結膜粘膜の深部に埋まっている間は角膜を傷つけないため経過観察で問題ありませんが、表面に頭を出して異物感を生じている場合は、点眼麻酔を行った上で眼科専門医が顕微鏡下で微細な器具を用いて除去する必要があります。処置自体は数分で終了し、痛みもほとんどありません。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

暮らしを豊かにする便利アイテムや時短アイデアを中心に、実用的な情報をお届けします。

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