小麦粉と片栗粉の違いを完全解剖!唐揚げの衣やとろみ付けの決定打
小麦粉と片栗粉の違いを完全解剖!唐揚げの衣やとろみ付けの決定打にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。
ネット上の情報やレシピまとめには、一部で誤解を招く記述も散見されます。正しい知識を持つことで、無駄な調理ミスを防ぐことができます。
誤解1:「片栗粉は小麦粉の完全上位互換である」
「片栗粉の方がサクサクになるから、すべての揚げ物に適している」という言説は誤りです。例えば、魚のムニエルに片栗粉を使うと、表面がゼラチン状に固まりやすく、焦げ付きやすくなります。ムニエルには、適度に水分を吸って香ばしい焼き色とバターの風味を保持する薄力粉が最適です。
誤解2:「とろみがついた後の再加熱で片栗粉は強くなる」
片栗粉のとろみは、加熱しすぎるとデンプン分子が熱と攪拌(かくはん)によって破壊され、逆にサラサラの液体に戻ってしまう「ブレークダウン現象」を引き起こします。一度しっかり沸騰させて透明感を出したら、速やかに火を止めるのが正しい扱い方です。また、唾液に含まれるアミラーゼという酵素でも分解されるため、味見をした箸やスプーンを鍋に戻すととろみが消える原因になります。