理容師と美容師の決定的な違いとは?顔剃り・年収・資格格差の真相を解明
理容師と美容師の決定的な違いとは?顔剃り・年収・資格格差の真相を解明について知っておくべき 理由を分かりやすい構成で解説いたします。
理容師・美容師のいずれを目指す場合も、厚生労働大臣指定の養成施設(専門学校等)を卒業し、国家試験に合格する必要があります。試験は筆記試験と実技試験で構成されており、国家試験の合格率は例年理容師・美容師ともに春期試験で80%〜90%前後、秋期試験で50%〜60%前後を推移しています。
試験内容には明確な差異があります。実技試験において、美容師試験ではワインディング(ロッド巻き)やオールウェーブセッティング、規定のカッティングが課されるのに対し、理容師試験ではミリ単位の正確性が問われるクラシカルバックのカットや、シェービングのためのカミソリ運行、整髪技術が審査されます。手指の繊細な感覚と刃物の安全な取り扱いが厳しくチェックされるのが理容師試験の特徴です。
近年注目を集めているのが、美容師から理容師(またはその逆)を目指す際の養成課程免除制度です。2018年秋より施行された制度改変により、既に片方の免許を持つ技術者がもう一方の資格を取得する場合、養成施設での履修期間が従来の2年から「1年(通信課程は1.5年)」へ短縮され、重複する学科試験科目や実技基礎が免除されるようになりました。この規制緩和が、次世代の技術者育成を大きく後押ししています。