足の裏のほくろは皮膚がん?メラノーマ初期症状の見分け方と受診目安
足の裏のほくろは皮膚がん?メラノーマ初期症状の見分け方と受診目安について知っておくべき 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。
異変を察知した場合、どのような手順で医療機関へアクセスすべきでしょうか。最初の皮膚科受診の目安としては、一般的なクリニックの標榜科目に「皮膚科」を掲げ、かつ日本皮膚科学会認定の専門医が在籍している医院を選ぶことが推奨されます。
受診当日は、まず拡大鏡に偏光フィルターを組み合わせた「ダーモスコピー」による非侵襲検査が行われます。ダーモスコピー検査費用は健康保険適用の3割負担で600円〜1,500円程度であり、診察室ですぐに実施可能です。これにより、皮丘優位の悪性パターンか、皮溝優位の良性パターンかが即座に評価されます。
ダーモスコピーでメラノーマの疑いが排除できない場合は、総合病院や大学病院などの基幹医療機関へ紹介となります。病変の一部を切り取る「生検」または病変全体を少し広めに切除する「全切除生検」が行われ、病理組織診断によって確定診断が下されます。腫瘍の厚さが1mm以下に留まるステージ1期であれば、病変辺縁から1cm程度の局所切除のみで根治が期待でき、メラノーマ生存率ステージ1の5年相対生存率は約95〜98%と極めて高い水準に保たれます。早期行動こそが最大の治療選択肢です。