真矢みき宝塚時代の伝説!革命的男役が見せた素顔と退団の真相
真矢みき宝塚時代の伝説!革命的男役が見せた素顔と退団の真相の注目ポイントを丁寧に掘り下げてご紹介します。
長い歴史と厳格な伝統を誇る宝塚歌劇団にあって、彼女の存在は異例中の異例だった。男役といえば、整った身こなしと浮世離れした美しさが鉄則。しかし、真矢ミキはそこに「リアルな人間の息遣い」を持ち込んだのだ。
つややかなロングヘアを自然になびかせ、写真家の篠山紀信氏による写真集を現役トップスターとして初出版。つなぎの作業着や現代的なスーツを洒脱に着こなし、舞台上でつぶやくセリフ一つにも独自のグルーヴ感を生み出した。『風と共に去りぬ』のレット・バトラー役で見せた、渋みと色気が同居する芝居は、従来の男役ファンのみならず、これまで劇団に触れてこなかった新しい層の心まで一気に掴み取ったのである。
美しさを「魅せる」のではない。「生き様を魅せる」のだ。その姿勢こそが、彼女が「宝塚の異端児」と呼ばれつつも、絶大な人気を誇った最大の理由である。